王子狐の行列 | お迎え、いなり道2016.12.31〜2017.1.1

2016.12.31〜2017.1.1
諸国から王子稲荷へ初詣でに参集の狐さんを
王子稲荷の守り神・白狐の社のまわりに住まう
白狐たちが稲荷道でお迎えします。

王子白狐衆 & 伝ふプロジェクト
画像=伝ふプロジェクト

*


王子の狐の行列の生まれる元となった王子の狐民話の歴史は古く、平安時代にはすでに狐火の出る話題がこの地に広まっていたようです。
狐が装束整えて王子稲荷に詣でるとの話の当初は松の木に狐が寄っていた話だったようで、その松を「装束松」と呼ぶようになっていました。 (寛永年間記録)
江戸時代の後半、大田南畝は、「いつの世にかエノキに変われり」 と述べています。松は枯れてエノキが狐の群れ集まるところとされ、この話が現代にと続いてきているものでます。
平安時代からかぞえてももう千年もの狐民話が続いていることになります。
王子の人々は古来からの狐伝承を今も大切にまもっているのです。

狐の行列をお迎えに大鈴を手に王子稲荷を出発する仲間の白狐たちを 「進み儀礼」  を指導しながら進む女狐主
伝ふポロジェクトと着物ドリーマーズさん方
このサイトでは、平成27年1月1日午前0時、装束稲荷から出発する狐の行列を、王子稲荷門前道で王子白狐衆などが 歓迎のため待ち構えている模様のご報告をおこなっています。
この模様は、年度により変わります。

平安時代より毎年大晦日の夜、
琵琶湖から青森まで東国中の狐の代表が王子稲荷に 詣でようと集まってきたとの民話が伝えられて来ました。

王子稲荷の守り神・白狐の社のまわりに住まう白狐たちが稲荷道で狐の行列をお迎えです。


王子いなり道にいて、午前零時の瞬間を待つ行列迎えの白狐たち



午前零時! 新たな年の始まりを寿ぎ
積み上げられた稲穂の前で「豊年万作」祈願の狐踊り
 を始めた白狐衆の子狐たち

豊年だぁ! 万作だぁ!






諸国よりの狐さんたちが岸町狐衆に案内されて、いなり道に入ってきました!
ようこそ、狐の行列! のみなさま!!!



ご案内

平成28年9月23日、第1回「狐の穂立て祭り」 (←クリック) 新たな子供たちの祭りを求めて、王子白狐衆が試作的に催しました。

平成29年4月24日、「十条 きつねの龍神祭り」 (←クリック) 十条中央商店街、王子白狐衆、伝ふプロジェクト、の共催、そして十条銀座および 荒川小学校児童と保護者の有志、の協力により、十条銀座をパレードして催されました。

王子白狐衆(代表 @33koku)


inserted by FC2 system