王子の狐、王子・狐の行列。広重「王子装束ゑの木大晦日の狐火」



王子の狐、狐の行列伝説<広重「王子装束ゑの木大晦日の狐火」>

王子装束稲荷から王子稲荷神社へ王子・狐の行列をしようと話し合うきっかけとなった絵があります。
装束えの木に続々あつまる関東一円そして東国三十三ケ国からの狐・狐・狐。
広重の描いた「王子装束ゑの木大晦日の狐火」です。
広重の浮世絵が広く世に出されたおかげで 「王子と狐」が多くの人に知られるところとなったのです。


それより200年前の狩野尚信の王子の狐の絵(←クリック)は「若一王子縁起」という王子神社の絵巻の中にあるものだったので
王子以外の人々に知られることが無かったのでしょう。そういうこともあって、
広重の絵の時代に「王子と狐」の話が 始まったと一般には思われてきました。

広重「王子装束ゑの木大晦日の狐火」 「王子装束ゑの木大晦日之狐火」

広重の絵の不思議(←クリック)

広重は狐の行列絵の傑作「王子道・狐(きつね)の嫁入り」(1840)も描いています。(←クリック)


王子狐火では、大晦日の夜、東国三十三か国稲荷の総司、王子稲荷に詣でるため、近くの「狐の装束場」と
よばれる榎の下に集まる 狐たちの幻想が詩情豊かに描き出されました。
広重の最高傑作とされる晩年の名画(1857)です。


東国三十三国

東海道の15国---
伊賀国、伊勢国、志摩国、尾張国、 三河国、遠江国、駿河国、伊豆国、甲斐国、相模国、武蔵国、安房国、上総国、下総国、常陸国、

東山道の11国---
近江国、美濃国、飛騨国、信濃国、諏方国、上野国、下野国、陸奥国、石城国、石背国、出羽国、

北陸道の7国---
若狭国、越前国、加賀国、能登国、越中国、越後国、佐渡国、

王子の小太郎.....mailto:



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